ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

本は隙間を埋めるものではなく読んで楽しみ吸収するもの。

少々前に『ニーチェの言葉』という本を 古本屋で購入し その利用方法について

 

写真付きでアホな説明をさせていただいたのですが、

 

やはり本来の利用方法で接してあげませんと、この本に対して【申し訳ない】という

 

謝罪の念と、本を見る限り手垢もついていない(きれいに再生処理された形跡がない)

 

ほど、読まれてないことに同情の念を抱いたこともあり・・・かわいそうに。

 

1ページ目から読んであげることにしました。

 

 

 私の中では『ニーチェの言葉』=『哲学者のめっちゃ難解な言葉』なので、

 

『いつ見ても難しい顔でいる人に、明るく声をかけてみろ』と誰かに急かされて

 

いるようで非常に躊躇と不安が交互に湧き上がってくるので困惑するのだが、

 

ここは 【食わず嫌い】 な考えはどこかにしまい込んで本を開いたわけです。

 

 

 そしたら、とても分かりやすい言葉で( 翻訳の力が素晴らしいのでしょう。)

 

ニーチェの語録集が書かれていまして、とても共感できるところが多い内容でした。

 

テーマ別になっていまして 

 

己について 喜について 生について 心について等 10個のテーマがあり、

 

テーマに沿って短い文章でいろいろな言葉が書かれています。

 

多少、現代に合わせた表現に変えているだろうなという箇所はありますが、

 

読んで理解できるもの、発見できるものがありますので、とても良い本であることは

 

十分に伝わってきました。

 

 その中の一文を紹介したいのですが、これは私の様なオジサンには耳が痛く、

 

しかし、どの世代の人にとっても、あまりにも基本的で難しく、

 

しかし必要なことだと感じます。

 

 

 ■脱皮して生きていく

   脱皮しない蛇は破滅する。

   人間も全く同じだ。

   古い考えの皮をいつまでもかぶっていれば、

   やがて内側から腐っていき、成長することなどできないどころか、

   死んでしまう。

   常に新しく生きていくために、

   私たちは考えを新陳代謝させていかなくてはならないのだ。

 

 

オジサンになってくると、いつもの生き方、生活に頼ってしまって、ものの考え方も

 

簡単に変えられないような頑固さも出てきてしまい、新しい生き方、生活の仕方を

 

なかなか受け入れられない傾向が強くなってきているのだけれども、

 

ここは素直な、謙虚な心で、己の身の程を知るつもりで、

 

柔軟に新しい時代に染まっていかないと、

 

この先、無事に生きてはいけないのだろうなと、

 

つくづく感じさせられた言葉でした。

 

 人の寿命も100年といわれている昨今ですから、オジサンといってもまだ先は

 

長いのであって、死ぬまで明るく、楽しく、有意義に生きていくためには、

 

必要な事柄であって、従来の観念にとらわれないように努めれば、

 

誰でもできることではないかとも思えるのですが、

 

皆さんはどう思われるでしょうか?

 

・・・まじめなことを書いてしまったので、とても尻が痒くなりまして話題を変えたいんですけど。

 

連休も今日で終わりですよね?

 皆さん、楽しい思い出はできたでしょうか?面白いことに出合えたでしょうか?

 

私は、やっと毎年恒例の『栗きんとん』にありつくことができました。

 

 恵那川上屋 

 岐阜県恵那市本店をはじめ全9店舗を構える会社です。

 

地元農家とともに栗の生産をし、栗を使った和菓子はもちろん、洋菓子も多数の商品を

 

展開している岐阜県が誇るお菓子メーカーです。

栗きんとんも、おすすめですが栗のソフトクリームや、栗の形の最中アイスが、とてもおいしいです。

 

 今回は自宅から1時間程の 瑞浪店に出かけました。

 

国道19号線沿いで結構交通量の多い道路なのですが、19号線から外れて

 

50~60メートル入った、静かな田舎の道路沿いにあります。

 

4連休のこともあって、周辺とは対照的に川上屋には大勢の人が、列をなしています。

 

普段は十分なスペースの駐車場も、ひっきりなしに入ってくるため、駐車場の警備員の

 

70歳手前くらいのオッチャンが、一人でパニックをおこしていて

 

『ダメダメ!今いっぱいだから、時間をおいてあとできて~!』の連呼。

 

もう必死で飛び回って、【オッチャンがんばってー】と思いつつ、

 

【お気の毒でございます】といった感じ。オッチャンお体大切に。

 

 さらに駐車場が満車の原因は、川上屋が新しく「里の菓茶房」というカフェを

 

店舗横に開店した為もある。その店舗も評判が良いようで行列ができている状態で、

 

周辺の静けさと 川上屋の人だかりのなんとハッキリしたコントラストでしょうか。

 

 人だかりで疲れそうなので、目的の物だけ入手して、とっとと帰宅した次第です。

 

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写真が下手で、おいしそうに見えませんが、

 

まったりとした口当たりと、口の中いっぱいに広がる栗の自然な甘みを

 

今年も堪能できました。

 

お茶の(特に緑茶の)お供には最高の一品でございます。

 

行列必至の岐阜の銘菓でございます。

 

ぜひ一度、ご賞味あれ。

 

以上 関連性のない世間話、2話でした。

 

 

貴重なお時間お供いただき、誠にありがとうございました。