先日、愛・地球博記念公園でジブリパークの進行状況などチェックしに行ったわけですが、「な~んだ、まだまだじゃん!」という感じで、ほぼ徒労に終わった感満載でした。
「でもせっかく来たんだから」と「このままでは帰れない」という気持ちが、
焼き餅のように膨れ上がってきた。
『愛・地球博記念館』覗いてみました。外は寒いしトイレにも行きたかったし
万博当時のいろいろな思い出が展示されています。だから記念館っていうの。
殆ど貸し切り状態かと思いきや 以外なことに5人程来場者がいましたね。
それと清掃中の関係者の方も1名、展示品を磨いていらっしゃいました。
館内は広いですよ。
人がいないから余計に感じます。
その5人程の来場者は年齢的には20代ほどの方たちなので
子供の頃家族で来た思い出を探しにいらっしゃったのでしょうか。
15年前の万博最後の夜の私の思い出は・・・
ラブサイケデリコのシークレットライブが大盛り上がりで終わり閉会式も
大喝采の中万博は全行程終了。
すっかり暗くなった会場を
疲労と名残惜しい重い足どりで帰ってゆく人波に向かって
遠くのパビリオンの裏の薄暗い通路に
コンパニオンの方たちが5人程横一列に並んだかと思ったら
大きな声で『本当にありがとうございましたぁ!』と
こちらに手を振りながら泣きながら叫んでいた。
帰りの人波からもその声に負けない大きな声援と感謝の言葉が響き渡った。
人の思いが渦を巻いて、まるで海風がうなっているような
あの涙混りの声と息遣い。
今でもはっきり覚えています。
あの場を体験できたことは、とても幸せでした。
万博自体は楽しく思い出深いものだったのですが、
どうしてですかね、よい思い出と同時に「できれば忘れたい」ことも
ズシッと重く肩にのしかかってきます。
丁度この時期大きな自動車事故をやらかしました。
ちょうど厄年ど真ん中で、厄払いしてなかったんですよ。
『そんなの年齢の再認識の行事』としか考えてなかったんで。
きっとそのせいもあるのかなぁ。まあ、偶然でしょうけど。
幸い直接人を巻き込んだ事故ではなかったんです。
停車している車にノーブレーキで突っ込んでしまいまして当然相手の車も
自分の車も大破しまして、修理費車2台分と相手の方の家の塀の修理費で
大変高額な厄落としになりました。
しかし、この時ほど、『保険に入っててよかったぁ』って
心底思った事はなかったです。こんな時のために自動車保険は入っとかないと。
と同時に『厄払いしときゃよかったのかなぁ?』と後悔しました。絶対偶然!
さて、ここで問題です。
私が起こした事故ですが、私は事故の瞬間を離れたところから見ていました。
誰かが、私の車を運転していたわけではありません。
事故の時、少なくとも半径20メートル以内に私以外誰一人いませんでした。
それは何故でしょう。
わかりますか?
考えている間、愛・地球博記念館の話題に戻りましょうか?・・・話飛ぶんですか?
このポーカーフェイスのお姉さんたちを、皆さん覚えてますか?
お若い頃に比べるとかなりお肌が荒れて顔色が悪くなっていますが、
当時のロボットコンパニオン「はるか」さんと「みわ」さんです。
テレビでもさんざん紹介されているので記憶にある方は多いと思います。
今では同じポーズのまま、ずーっと固まって動いていませんが、今でもご健在です。
あとは懐かしい万博グッズが、陳列されています。
町中の道路沿いに立ち並ぶ電信柱のように、並べ方がそっけない感じ。
もうちょっと、心が萌える効果的な展示の見せ方もあると思うのですが・・・。
ウチの食器棚にも飾られています。
皆さんのお宅にも❝あっ!コレ、うちにもある❞ ってものみつかりましたか?
・・・・・もう飽きちゃいました?・・・どうでもいい話ですよね。
もしアレでしたら、『愛・地球博記念館』ググっていただけたら嬉しいです。
答え、わかりました?
そうです。
恐ろしいことに、車が勝手に坂道を下って行ったんです。バックで。
当時、ヘビースモーカーでして ・・・12年前にスパッとキッパリやめました。エライ!
自動販売機でタバコを買うために車止めたんです。
で、タバコを取って振り返ったら『車がない!😱』
少し目線をずらしたらスルスルと音もなく
バックで坂を下る自分の車(ホンダモビリオ)が・・・。
車の向かう先には停車中の車(トヨタスパシオ)が・・・。
目の前の、この光景が信じられなくて、思考停止状態😱
でも体は、とっさに反応して走って追いかけます。
何とか追いついて車を止めたい!
でも車はどんどん加速して・・・もう手遅れ。
この時の心境は、
先に思ったのは、これが現実なのか考えてました。
『ウソであってほしい!』って全力で願ってました。
声も出てました。
『えーウソウソウソー』って。
けど、どうにもならない。
『誰か車を止めてー』と懇願もしてましたね。・・・よわいこころ。
そして当然。
『バーン!ガッシャーン!』
という騒音とともにオモチャのように大きく揺らぐ車2台。
まあ、なんとも恐ろしい光景です。・・・映画で見るだけで十分。
一瞬で頭の先から足の先まで血の気が引いでいく瞬間でした。
こんなことになった原因は、
シフトレバーが「N」ニュートラルに入っていたことです。
サイドブレーキはしっかり引いていたのですが、
坂の角度が急すぎて支えきれなかったんですね。
サイドブレーキに対する過信がありました。
そして坂道に車を停車する時
やっておかなければならない鉄則
シフトレバーは「p」パーキングに入れておくこと。
これを怠りました。
ほんのちょっとしたことだったんです。
仮にサイドブレーキが引いていなくても
シフトレバーが「p」 に入れただけでも
あの事故はなかったのでしょう。
事故は、原因があって起きるもの
原因をつくらないよう注意しましょう。
何をするにも限界はありますが、気を付けたいものです。
将棋のように「100手先まで読んで一手を打つ!」なんて
そこまで気合と時間を費やすことはしなくてもいいのですが、「此処ぞ」という時は別です。
行動する前に少し間をおいて
「これからすることで、この先はどんな結果になるのか」
を意識すれば、「何故、あの時に・・」と
頭を抱えることも、ほんのちょっと減ってくれるかもしれません。
しかし、生きてるうちは山あり谷ありの方が、飽きが来なくていいですよね。
貴重なお時間、お付き合いいただき
ありがとうございます。