ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

私のお雛様💛

今週のお題「雛祭り」

🌸日本の田舎の小さな村での話

 

祖父 父 兄二人 そして三男末っ子の私

自分の名前が背中に書かれたお雛様持ってます

節句の為に代々両親が用意してくれました

 

男の場合は 五月の節句 

甲冑や兜 武者人形 などを飾るのが定番

 

ところが家は雛人形しか持っていません 

5月の節句は柏餅を作って食べるだけです

祖父と父が好物だったので・・・

 

とても珍しいというか ❝変❞ ですよね

今もって理由はわかりません

代々そうだったようなので ❝今さら❞ ですしね

 

地域によっては男が雛人形を持つという事は

あるんでしょうか

きっとどこかにはありますよね 共感できる地域

世の中広いし

 

 そして私の生まれた静岡では雛祭りは4月3日に祝います

 

艶やかな赤い段飾りときらびやかな雛人形

その先の開け放たれた障子戸の向こうの眩しいほどに薄紅色の

華やかに咲き乱れる桜の風景

 

雛祭りは桜の季節がベストです

3月3日では縁側の戸も寒くて開けられません

 

子供の頃は3兄弟で飾りつけを担当

母親の指示のもと ボンボリははここ 餅はそこじゃない と

ワイワイガヤガヤにぎやかなものでした

終えた後 飾った白酒をこっそり3人で飲んでみたことがありました

あまりの不味さに悶絶したことも懐かしい

 

 そうやって騒がしく飾られた我が家の雛段には女雛がいません

 全て祖父から私たち兄弟の男雛ばかり 

他は古くからの飾りものばかりで三人官女もいません

ぱっと見は華やかですが 男臭が満載というか・・・華がない

 

母の雛人形はありません

嫁いできた際に実家に置いてきたのでしょうか

その代わりに年代物の陶器でできた和服姿の娘の小さな置物があり

❝これが私のお雛様だよ❞とちょっと淋しく言っていたのを覚えています

 

控えめな母親らしいのですが ちょっと控えすぎですよね

 

 

🌸現在住んでいる愛知県のごく一部の話

 

妻が子供の頃 

❝あかりをつけましょぼんぼりに❞ではじまる 

うれしいひなまつり の替え歌あるという

 

きれいに飾られた段飾りと家族の前で

姉弟で一緒に歌っていたそうで

ほのぼの和やかなひな祭りを連想するのですが

歌詞の内容に若干問題が・・・

 

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といった内容

この替え歌は日本中に拡散されているようですね

褒められた歌詞ではありませんね 

罪のない子供の歌遊びですから良しとしましょうか

 

 冒頭の あかりをつけましょ爆弾に あたりはほぼ共通ですが

それ以降は地域によって歌詞が変わるようです

皆さんの地域ではどう変化しているのでしょうか

 

そう考えると興味をそそられますね

 

少なくとも私が子供の頃の静岡(40~50年前)では聞いたことがありませんでした

 

 皆さんのひな祭りが楽しいひと時でありますように

 

 

貴重なお時間

お付き合いいただき

ありがとうございます