今週のお題「好きなアイス」
朝からモワッと熱気の漂う中、蝉達の『オレ達生きてるぜ~!』という
けたたましい大合唱が、突き刺さる暑い太陽光と混ざり合って
暑さ倍増ですね。
こんな季節はアイスクリームやかき氷で体を冷やしたいものですね。
市販されているアイスクリームやかき氷などは種類が豊富でどれもとっても
❝不味くて食べられない❞なんてものには出会ったことはありません。
アイスクリームってハズレ無いんですね。
そんな冷たくて甘くておいしい食べ物ですから、
子供の頃などプールから帰って食べるアイスクリームが楽しみでした。
…そういえば自家製のスイカもあったな🍉
田舎の駄菓子屋の古びた【雪印アイスクリーム】のロゴが入った
冷凍ショーケースは内側の壁一面に分厚い氷がびっしりとこびりついて
アイスクリームの上に崩れた氷がかぶって見えないこともありました。
そんな氷をかき分けて好きなアイスを探したもんでした。
当時あったのはこんな種類だったかな。
私が特に好きだったのは❝ロッテ イタリアーノ バニラ❞でした。
当時のアイスクリームの中では今までにない滑らかなクチドケと
口の中でとろける甘さは群を抜いていました。
森永チョコモナカの最中は当時の物はすぐにふにゃふにゃに柔らかくなって
歯の裏にベタっと貼りついて食べずらかったですね。
カップ入りのアイスクリームは蓋を開けると蓋の裏にアイスクリームが着いていて
もったいないので舌でベロベロ舐めたもんです。
食べ終わってもカップの角に溜まったアイスも気になって
カップを破って平らにしてこちらもベロベロ。
そして目の前に残されたゴミの光景。
ホントお行儀の悪い食べ方でしたね。
でも本人は満足でした。もったいないですからね。
…まぁ当時から❝SDGs❞の意識があったということで
当たり付き棒アイスは子供心に革命的でした。
特にホームランバーなどは当たりが出たら駄菓子屋に駆け込んだもんでした。
そもそもお小遣いもそんなにありませんから、当たりが出るまで買いまくる
ようなことはできません。
当たった時は飛び上がって喜んだものです。
こういった当たり付きの棒だけ今では❝メルカリ❞で束で売ってるんですね。
これでは喜びを感じられません。
なんとも浅ましく有難味のないものです。…全く夢がない…夢を破壊している
先日久しぶりにコンビニで買ってみたんですが
今のアイスモナカは少し時間がたっても最後までモナカがパリパリ。
かぶりついたとたんに中のアイスが隙間から飛びだして
口のまわりがベトベトになる事はありません。
お行儀よくきれいに食べられるのですね。
カップアイスも蓋を開けたら中蓋が!
これでは蓋の裏、ペロペロできません。残念🤣
子供の頃のグチャグチャ・ベトベトになりながら食べていた時代が
懐かしい。
ある意味その方が、食べきった達成感があったような気もします。
子供も懸命に生きていた時代だったからでしょうか。
…今は過酷な環境で生きている子供も大勢いるでしょうが…
そういえば子供の頃 暑い日差しの中 学校のグラウンドの空に浮かぶ入道雲を
眺めながら『スプーンですくって食べたいなー』とボーっと考えていたことを
思い出しました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
少しだけ笑っていただければ幸いです。