ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

忙しい時期のありがたい急用でホッと一息😲

年末年始の準備や冬休みに入るので仕事を前倒ししなくちゃいけないなど

この時期は限られた時間であれこれと、仕事や家事にてんてこ舞いですね。

 

12月も後半になると『仕事納めまであと何日!』とカウントダウンが始まって

そうなると気持ちも焦ってしまい

とてもお正月を迎える気分にはなれないものです。…今はお正月の話されるとムッときます。

 

そんな慌ただしさ倍増の先週の週末に急用で実家に帰ることになりました。

 

断ることもできない用事でもあり、山積みの仕事を整理して

金曜日の平日に久しぶりの東名高速道路へ。

週末分の仕事を木曜日までにほぼこなして…やれなかったことは来週ね。

 

どんよりした空模様の愛知を抜けて

気分爽快!快晴の青空の静岡に戻ってきました。

…さすが故郷、空は青いし空気がおいしい!

 

平日ということもあり車は快調に進み、時間は午前11時40分。

東名高速道路 【牧之原サービスエリア】に到着👏👏👏

 

ちょっと見ない間に建物もきれいになりましたね。

前より広くなった感じです。

sapa.c-nexco.co.jp

 

車から降りて外に出ると寒さが優しい。程よくさわやかな風が

頬を滑っていきます。

…愛知は容赦なく頬に刺さる冷たい風が吹く…ウゥッ

 

愛車リーフも私もお腹ペコペコ、同時にお腹を満たしましょう。

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先ずは、リーフの充電から、太くて重いコードを車につなげて充電カードでタッチして

30分の充電開始!

 

この間にトイレに行って、お昼を食べなきゃ💦💦

 

サービスエリアでトイレ行って食事をしてお土産を買ったりしてると

30分なんてすぐ経ってしまうものです。

 

それに次に充電する人が待っていたりすると遅刻もできませんから

『のんびりお買い物』なんて無理です。

待たせすぎはマナー違反ですから。

30分!時間厳守ですよ。…電気自動車あるあるです。

 

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さて中に入ると、お昼にはちょっとだけ早いこともあるのでしょうか。

お客さんはホボいなくて、席は選び放題。

窓際辺りは日当たりも良くていいなぁ。

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さてどれにしようか?これだけあると選ぶのが楽しくなります。

食品サンプルかと思えば本物だったんですね。

これが❝本日のおすすめ❞なんでしょうか?おいしそう。

やっぱり本物は説得力がありますね。

 

 

あれこれ一通り覗いて5分程悩んだ挙句これにしました。

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お昼のガッツリ飯ド定番! 三軒豚のかつ丼です。

 

やっぱり男は丼に惹かれますよね。

それにシンプルなお味噌汁と漬物と緑茶。

かつ丼がドッシリしてますから、脇役はシンプルに。

このバランスが食欲をそそります。

 

先ずはお茶をひと口。

さすが静岡のお茶、サービスエリアのこのお茶でさえ深蒸しの豊かな味わい。

お次はお味噌汁。

静岡だから白味噌かと思いきや、合わせですね。

味噌のコクとカツオの出汁がおいしい。

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カツをパクリ!・・・間違いない王道なかつ丼の味。
この肉がとても厚みがあって柔らかく味も良く染み込んでいて、

感無量でございます。

これにして良かったぁ。

大当たりでした。

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❝ごちそうさまでした❞

…牧之原ブレンド50円引きで飲もうとも思ったんですが車の中で缶コーヒー飲んじゃって…断念。

今度お正月に帰ってきたときにいただこうかな?

 

この後は、午後1時から親族が集まり夕方まで共同作業。

用事は無事に終わり今回は久々に実家に泊まってゆっくりすることに。

 

仕事の疲れと急用も済んだ安堵感で夜の9時30分には眠りにつきましたが

毎晩のルーティーン頻尿2回からは逃れられず😱

 

ただ実家で眠る時はいつも離れにある自分の部屋なのですが、

田舎らしくトイレは外にあるんです。…基本田舎はボットントイレ(汲み取り式)ですから。

 

小便器なんて屋根しかないですから夜風が身に染みるんですよ。

大便器はさすがにドアも壁もありますよ。

 

で、用を足して「寒い寒い」とか言いながら部屋に戻るんですが、

ふと夜空を見上げると、冷えて澄んだ空気の真っ暗な夜空の中に

大小の星粒の光がキラキラと瞬きをして、とても美しい星空が頭上に広がります。

 

これが見られるなら頻尿も苦になりません。

…ずーっと眺めていられますよ。首は痛くなりますけどね。

 

 

次の日も朝から快晴🌞

前の日の天気予報で日本海側が大雪になりそうで、西日本でも積雪があるかもしれないということで念のため、早めに愛知に帰ることに。

なのでこの日は、

●先祖代々のお墓参り

●村のお寺に参拝

●奥之院(村の山頂にある天狗をまつったお堂)に参拝

 

このルーティンを実家に帰るたびに行なっています。

山をゆっくりと2時間程歩くコースです。

これをしないと実家に帰ってきたという気分になれません。

『帰ってきましたよ』という挨拶ですね。

 

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外は快晴。お山もきれい。

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まずはお墓参り。お墓に続く山道を登っていきます。

道の真ん中には野鳩が微動だにせず、佇んでいます。…ちょっと不気味。

1分程眺めていたのですが、一歩足を前に出したら逃げていきました。

何を見ていたんでしょうか?

 

 

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お墓に行くには、お寺の仁王門の後ろを通っていきます。
前回この辺りで野生のニホンカモシカにバッタリ遭遇したのですが

今回は会えませんでした。もし出会ったら携帯のカメラに収めようと

スタンバイしていたのですが、ちょっと残念です。

 

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子供の頃、この木の空洞に入って遊んでいました。

今でも服が土にまみれることを覚悟すれば、中に入れるかもしれませんが

無邪気なおじさんでは絵になりませんよね。

 

今も変わりないこの思い出の大木の姿を見られるだけでも、うれしいものです。

 

大木を過ぎると道は少しづつ登りがきつくなってきます。

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この階段を上がった場所がこの村のお墓。

先祖代々の立派なお墓と小さくて墓石の形も様々な無縁仏のお墓が並んでいます。

※お墓の写真は、人の顔を勝手に写真に撮るようで無礼なため載せません。

 

お墓の周辺の景色

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以前あった小屋が崩れて見えるようになった景色。
こういった海の景色がこの村のあちこちで観ることができます。

あち                  こち

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子供の頃、この光り輝く海の景色を眺めながら

夢踊る未来を思い描いたものでした。

今でも豊かな未来が見えるような気がして、

この景色を見られることにとてもしあわせを感じます。

 

 

 

お墓参りも済んだところでお寺に参拝に行きます。

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この寺は比叡山延暦寺を総本山とする天台宗のお寺です。

現在のこの本堂は、1589年に徳川家康によって建てられたものです。

 

本尊 千手観音菩薩(国 重要文化財 秘仏)は平安時代のものとされています。

この仏像は60年に一度しか御開帳されません。

 

平成22年に拝見しましたが、まるで生きているような強いオーラを感じ

小さい頃から遊んでいたこのお寺にこのような見事な仏像があったとに

とても驚き、崇高な念を抱きました。…このお寺で罰当たりな遊びばかりしてたけど大丈夫かな?

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実際に目の前にすると大きな人ほどの大きさでした。

木造なのに生々しい人肌を感じたのです。

 

 

お寺へのあいさつも終わり後は、ここから更に山の頂上にある

奥之院へ足を進めます。

山に入る入口に鳥居があるのですが、数年前からここに立て看板が設置されまして

このようなことが書かれています。

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私の親兄弟に話を聞いたところ10年程前からこの山(村)に

ハイキングを楽しみに訪れる方が急増しているそうです。

また、ここには麓から6㌔ほどの山道を登るのですが、この道を

ランニングコースに選んでいらっしゃる方もいるようで、実際に帰りに車で

山を下りる際に、走っている方に2人すれ違いました。

ハイキングやランニングを楽しむことは非常に良いことですし

この山に多くの人が集まって、知ってくださることはうれしい事なのですが、

中には迷惑なことをされる方も少数おられるようで、そういった迷惑なことが

積み重なってこの立て看板に至ったとのこと。

この山に生まれ育ったものとして、皆さんにここを知っていただきたい気持ちは

ありますが、地名、寺の名称などは控えさせてもらいました。

やはりこういった山奥の寺の参拝は謙虚に、神聖な気持ちで

お参りしていただきたいものです。…すいません。保守的な田舎者なので…

 

神聖な気持ちで鳥居をくぐり坂道を登っていくと木々がそびえる風景に

変わっていきます。

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木々が凛と立つ静寂な空間を少し息が荒く体が熱く汗ばんでくる頃に
ようやく頂上にたどり着きます。

 

この辺りは数年前の台風の強風で多くの倒木があり

以前はこもっていた山の天辺の霊気が、一気に解放され霊気が抜けてしまったようで

とてもさわやか。…それが良いのか悪いのか、よくわかりませんが…

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この周辺には『十本杉』と呼ばれる杉の大木があります。

残念なことに寿命で倒木したものもありますが、

樹高が30~45m、幹胴囲7~8.5mの迫力のある樹齢800~1200年

といわれる巨木が立ち並んでいます。

この狭いエリアにこれだけの大木が揃っている事は大変稀なことだそうです。

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屋久島の縄文杉に会いに行ったことがありますが、ここの巨木たちも表情が豊かで
その迫力と存在感は、縄文杉に負けてはいませんよ。

 

 

 

この辺りを漂う霊気を思い切り吸い込んだところで名残惜しい気分もありますが

そろそろ帰りの身支度を…。

実家に忘れ物がないか確認して…ネックウォーマーしっかり忘れましたけど。

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山道下って帰ります。
夜になるとキツネやタヌキに出くわす山道、ニホンカモシカはどこかにいるのかな?

静岡を出る前にこれだけはしっかり拝んでおきたいもの。

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これぞ静岡の風景。

目に焼き付けておきましょう。…またお正月に来るけどね。


これからまた東名高速道路に入って浜名湖サービスエリアで休憩&充電です。

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愛知に向かうにつれて雲行きが怪しくなってきた?
やっぱり愛知はどんよりだなぁ。

 

浜名湖サービスエリアの充電スポットに到着。

あら!すでに充電中の車が・・・おぉこれは!

 

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2017年にトヨタ自動車が開発した人工知能や自動運転など、

人に寄り添う新しいテクノロジーにより「新しい時代の愛車」を具現化した

コンセプトカー「LQ」ではないか!

実写を見るの初めて!

今年の1月に『2021年10月発売へ』とか発表してましたけど

どうなったんでしょうかね?

半導体など部品が間に合っていないから当分延長なんでしょうかね。

 

しかし、皆さんジロジロ見ていきますね。

私のリーフなんて眼中に無しってな感じです。

リーフの方がずいぶん先輩なんですけどね。

 

さて充電口の蓋を閉め忘れてそのまま走って行ってしまったトヨタLQのあと

ようやく充電開始、充電完了までの間トイレ休憩&浜名湖を眺めましょうか?

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もうすっかり夕暮れ。

夕日を眺めながら幸せな二人の世界に浸っているカップルのシルエットが。

 

同じ夕日を眺めてるんだけど、こちらは月曜日からまた激しい忙しさが

待っていると思うと憂鬱にどっぷり浸かっている淋しいオジサンひとり。

あ~空気の澄んだ星空と

山の上から見下ろす光り輝く海と

茶畑から望む美しい富士山を

ボーっと眺めていたぁい!

そんな気分です。…年賀状なんてまだ書く気分じゃないの!

 

 

 

それではまた😅