雨の日は、移動日和と割り切ろう☔🚗🚙
伊豆は何年ぶりだろうか、夫婦そろって修善寺へ一泊旅行。
ひと月前から、あれこれと下調べをして、天気は秋晴れという前提で
『あそこに行こう、この絶景が見たい』と期待に胸を躍らせてはいたのですが、
移動初日はご覧の通り雨模様。
初日に行ってみたい絶景候補は、この天気ではどれも不可。
富士山も、青く光る海の景色も、今日は真っ白い壁の向こう、楽しめません。
「今日は割り切って移動するだけ」と諦めていたのですが、わざわざここまで来たんだ
からせめて寄り道を楽しもうと、その場の思い付きで予定変更。
高速道路で沼津まで行く予定を手前の静岡で降りて少々遅い昼食を、静岡市内のアピタ
のフードコートに飛び込んで、『何食べようか😄』と物色するもそこはやはり思い付
き、食欲をそそるおいしそうなものはありません。
お腹もすいてきたのでとりあえず回転寿司があったので、そこでランチをいただくこと
に。
期待していなかったこともあり、期待以上においしかったのには、
とても救われました。…『やっぱり静岡は間違いなく魚がうまい!』と再認識。
お昼を食べてお腹も落ち着いたところでまた雨の中、お宿に直行です。
修善寺散策時々足湯👣
お宿でのんびり温泉に浸かり、夕食と朝食がバイキング形式だったため
当然食べ過ぎ&胃もたれ状態の二日目の朝。
お宿から歩いて10分。胃もたれも、こなれないまま修善寺に到着。
…いい歳して朝から和食と朝食二人前も食べるんじゃなかったと後悔。
ここでは様々なお地蔵様がお出迎え。参拝客も程々で朝からにぎやかな境内ですね。
修善寺周辺散策風景
竹林の小径
竹の葉が静かな風にざわめく音が心地いい。
どことなく京都の風情を感じる小径でした。
桂川の川沿いに並ぶもみじの葉は、もう間もなく紅葉して鮮やかな景色を魅せてくれることでしょう🍁
独鈷の湯(とっこのゆ)
大同2年(807)、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉湧き出させた。
その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まった伝わる。現在も自然石をしようしており、修善寺温泉の象徴的存在。 伊豆市観光情報サイトから引用
空海ゆかりの霊験あらたかな温泉。
入浴はもとより足湯も禁止ということでしたが、湯船に少し手を入れてみたところ
じっとりと暖かさが体にまで伝わりました。
『アンタ何やっとるの!パシッ』と妻に頭を叩かれましたが、これは本当に
霊験あらたかかもと感じました。…手を浸しちゃダメとは書いてあったかな?
河原湯
霊験あらたかな独鈷の湯のすぐ隣。
少し歩き疲れたところで浸かってみたところ、じわ~っと足が温まり
湯から出ると足のむくみと疲れも取れてその後の足取りも軽やか、
そして不思議と足がさわやかになりました。
すっかり気に入ってしまって妻と二人で3回、歩いては浸かりを繰り返しました。
この足湯はおすすめです。
日枝神社(ひえじんじゃ)
弘法大師の建立といわれる、子宝祈願・縁結びを祈願する神社。
鳥居をくぐりその先の階段手前に『玉依の花』と『丹塗り矢』を奉納するための掛所
があり、絵馬のように願いごとを書いて結びます。
お花が壁に咲き乱れているようでかわいくてきれい。
願いが叶いますように。
樹齢800年以上の「夫婦杉」、根周り約5.5m、高さ約25mの「一位樫」など
巨木が立ち並ぶひっそりと荘厳とした雰囲気もある空間でした。
周辺の通りには木工工芸品や骨董のお店がちらほら。
のんびりとした川沿いの田舎の風景もあり、とても落ち着く良き場所でした。
紅葉したらまた訪れたいけど、人と車でごった返してるだろうなぁ。
最後までお読みいただきありがとうございました。