ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

これも仕事ですから・・・😅

先日、新規取引先から納品した商品についてお話したいことがあるとのことで

急遽呼び出されてしまいました。

「商品に何か不具合が発生したんだろうか?不良品が入っていたのだろうか?」

不安と緊張が入り混じる暗~い気分で、若手の社員と一緒に出掛けていきました。

 

会社から取引先の売り場は比較的近く、車で25分程で到着。

広~い駐車場から歩いて5分程で大きな建物がみえてきます。

 

売り場責任者の館長様「館長室」でお話ししたい事がある。

とのことなのですが、この建物に入るのは初めてで、どこに館長室があるのかわかりま

せん、少し不安😅 更に建物に入るには入館証が必要だということで

まえもって用意した入館証を片手にイザ入口へ。

入館のチェックが非常に厳重で入るだけでも3ヶ所で入館証チェック!

なぜか緊張通り越して気持ちが高揚してミョ~な気分になってきました。

 

チェックも無事終わり階段を降りていくとこんな表示がお出迎え。

 い らっ しゃ い ませ…

「い」のところがなぜか電球が切れていてなんか不気味です。

がない事に何か意味があるんだろうか?

電球も換えられないのかこの会社は?大丈夫なんだろうか?ここは…?と

不安がよぎります。

 

それより館長室はどこなのか、どこかで聞いてみないとわかりません。

まっとにかく先を急ごう!

階段を更に降りていき左に曲がると人の行列と何やら派手な赤い扉がみえます。

なんだろうと近寄ってみると…。

❝なりきり名場面?❞さて、何でしょう中に入ってみます。

目的の「館長室」の場所を教えてもらえるかもしれません。

入ってすぐにこんな人が座っていたので聞いてみることにします。

なにか影のうす~い方で、「館長室はどこにあるんですか?」と聞いても

「あ…あ~」とか細い声しか聞こえないのであきらめて先に進みます。

少し行くと、何か空から降りてきます。

なんと女の子がゆっくりと空から降りてくるじゃないですか!

なんとか受け止めてみたものの眠ったままで何も答えてくれませんでした。

胸に青く光るペンダントが印象的でした。

そのまま置いてきちゃったけど大丈夫だったかな?

また少し先に行くと、何やら騒がしい場所に来ました。

「館長室はどこ・・・」と話しかけたら丸いサングラスのオッサンがいきなり殴りかか

ってきました。何とか応戦したのですが、この体格差ではとてもかないません。

たまらずその場から逃げました。ああいった輩にはかかわらない方が身のためです。

その後は、あちこちで聞いて回ったのですが

どの人に聞いても話がちぐはぐで埒があきません。

 

そして、ここにたどり着いたころにはもうわけがわからず、なんと私の体が消えそうなくらいに心身喪失状態!

いつの間にかヌメッとした感触のシカのような頭を持たされて、もはや自分が誰かもわからず「シン神よ、首をお返しする鎮まりたまえ!」と訳も分からないことを言う始末。

そんな私を助けてくれた優しくて人の良さそうな方達が、地図を広げて「確か館長室は

この辺じゃったかのう」と教えてくれました。

気を取り直してさっそくそちらに向かうことにしました。

 

ようやく広場に出ることができました。

ふと左を見ると「オリヲン座」という看板がみえます。

そういえば入口でチケットをもらってたことを思い出しました。

でも映画なんて見ている暇はありません。

先を急がないといけません。すンごく残念🤣

 

タイルで覆われた階段や空を飛ぶ怪しい飛行物体、錆び付いたロボットがいる場所など

あちこちと進んでいくと、いつの間にか自分の体が小さくなったような気がしてきまし

た。

花や捨てられたビンや植木鉢、ダンゴムシやナメクジまで大きくなっています。

変な空間に、周りにいる人も戸惑っているようです。


こんなところに、だれかが住んでいるような形跡があります。

館長室の方向はこちらでよかったのか確認したかったのですが、姿をみつけられず

残念です。

この不思議な空間も後に、また先に歩みを進めます、館長室はこっちのはず。

 

ネコのバスに乗れば早く着くかと思うのですが、どこに連れていかれるのかわからない

ので今回は、乗ニャ断念ということでスルーします。…子供たちの乗り物だものね。

 

途中、こんなトボケ顔のバーテンダーに、「館長室はどこですか?」と聞いたら

❝あっちだよ❞ってなんとなく教えてくれたので足早に移動。

あった!やっと発見。

どんな人だろう、ドアも空いてるし覗いてみることにしました。

 

いました館長様!なんか頭が玉ねぎのようにきれいにセットされていますが、怖そうな顔つき。

こういった人は苦手です。

「本日はどのような御用件だったのでしょうか?」と声をかけたのですが、

終始無言で仕事をされています。

ここは、日を改めて出直すことにしました。

部屋から出ていく際に一枚の契約書が目に止まりました。

署名には「荻野千尋」と書いてあるようですが「荻」の「火」が、

「犬」に見えるのですが、自分の名前なのに書き間違えたんでしょうか?

おちょこちょいな千尋さんですね。

 

帰りに、売り場を視察してきました。

大勢のお客で大賑わい。

レジ待ちも長蛇の列になっています。

かわいいグッズが盛り沢山。

当社の商品はどこだろう?と見回しましたが確認できず。

いくつか欲しいものもあるんですが、私はこれでも今!仕事中!

実はこの後も予定があり、滞在時間が1時間20分しか許されていません。

当社の商品を探すことも、お土産を買うために長蛇の列に並ぶこともできません😫

この後も会社に戻って定時まで…🙄定時過ぎるかも…😅…お仕事頑張ります。

 

会社に戻ったら、11月のグランドオープン前にもかかわらず

追加注文が入っていました。

館長さんの話は、「再注文するからね」ということだったのでしょうか?

とりあえず「館長室」に行っといて❝よかったぁ❞ということで

あ~楽しかった!

 

※仕事で行ったのは本当です。当社の商品も売られているのは事実です。

みなさん、ジブリパークにいらっしゃった際に、当社の商品をおみやげに

選んでいただいているかもしれませんね。 前もってお伝えします。

❝お買い上げありがとうございます❞

 

グランドオープン後は、お気をつけてお越しください。

 

あっ心残りがひとつ。

これ食べれたんだよね~、残り時間は10分はあったし、ちょうど行列も数人だったん

だけどさ。

「次の予定があるんで早く会社に戻りたいんです!」って若手社員が言うからさ~

風立ちぬ」観てていいな~って思ってたんだよね~。

食べればよかった~、くそ~🤣

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。