ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

部活動は青春の100ページ。

今週のお題「わたし○○部でした」

 

今回の話の内容と写真は全く繋がりがない。

文章がつまんないなと思われた方はせめて写真を見ていいなと思っていただけたら

幸いだというくらいで考えているのでお構いなく。

因みに写真は岐阜県恵那市小里川(おりがわ)ダム周辺です。

 

 

こんな時にいきなりのお誘い?

さて、お題の学生時代の部活は中学校以外はまともに入っていない。

のらりくらりと美術部とかフォークソング部とか出入りしていただろうか?

まるで気ままな浮浪雲なのだ。

…高くて目がくらみそう


唯一まともなのは中学時代の合唱部くらいなものだ。

しかも入部したきっかけは中学一年生の中間テスト、音楽の授業で

歌唱のテスト中のこと。

習いたての曲を先生のピアノ伴奏に合わせて、みんなの前で歌うという思春期の

私のようなか弱い男の子にはちょっとハードルの高いテストだ。

…緑色の湖面がキレイ


ちょうど声変わりの頃で、更に恥ずかしさと緊張MAX。

まるで「市中引き回しの上、打ち首、獄門!」と遠山の金さんから御達しを

受けた罪人の心境だ。

時代劇だったらここで「めでたしめでたし」となり

金さんスマイルのアップで番組は終わるが、残された罪人はそうはいかない。

処刑の順番待ちはとてもナーバスだ。


さて、地獄の伴奏が始まり、曲名は全く忘れたがこんな歌詞。

♪だれ~より~たい~へんかぁ~さんのし・ご・と♬と歌い始めたが音程はドハズレ

いつもの高い声が出ない、周りからの視線が・・・ハズカシイ😱

すると先生が「もっと声を低くして歌ってみなさい」というので歌いだしたところ

思いのほかスムーズに太い声が出て本人もビックリ。

そのまま調子よく歌っていると先生が伴奏をいきなり止めて

「それだ~!その声だ!合唱部に入りなさい!」

と大声で勧誘された、テスト中に、みんなが見てるのに、恥ずかしいけど逆らえない

ということでそれから卒業まで合唱部でした。

当然その先生は合唱部の顧問で❝熱血指導のザキヤマ先生(男)だ❞

のちにわけあって苗字変わったけどね

授業をほっといて大手を振って会場に歌いに行く快感
その結果・・・

それで練習は当然毎日で大会が近くなると日曜日も登校して練習に明け暮れる日々。

せめてもの救いが大会当日は昼頃に授業を抜け出せること。

勉強嫌いの私にとっては公然と学校をさぼれるので天国だった。

意気揚々と大手を振ってバスで会場に移動するのでした。


2年生の頃には大会の度に学校を抜け出してワクワクしながらステージに上がって

歌ってました。最後はなんと東日本大会で準優勝までたどりついたのである。

もう学校中大騒ぎ、学校の歴史史上大変な快挙なのだ。

スゴイでしょ?って言いたいところなんですが、その後、程なくして

吹奏楽部は「宇宙戦艦ヤマト」で全国大会で日本一を獲得しまして、

合唱部の東日本準優勝の栄光は日本一の陰にすっぽりと隠れました・・・とさ。

しかし、楽しい中学校生活でした、勉強は全然しなかったしね。

お気楽な中学生活でした。

…日差しも穏やか

文部科学省の長い文章は睡眠導入剤に勝るか?

こんなことを書いていたら

『そもそも学生時代に部活動をする理由ってなんなの?』って

疑問がチコちゃんの声で頭に響く。

さて、どうしてだろうと調べてみるとそこには驚愕の秘密が隠されていた

・・・わけはない。

 

文部科学省 運動部活のあり方に関する総合的なガイドラインの中に

中学校学習指導要領の項目で

❝ 特に、生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動については

ス ポーツや文化、科学等に親しませ、学習意欲の向上や責任感、

連帯感の涵養(かんよう)等、学校教育が目指す資質・能力の育成に資するものであり

学校教育の一環として教育課程との関連が図られるよう留意すること。

その際、学校や地域の実態に応 じ、地域の人々の協力、社会教育施設

社会教育関係団体等の各種団体との連携などの運営上の工夫を行い

持続可能な運営体制が整えられるようにするものと する。❞

 

ようするに子供たちが自分で選んだ部活動を通して他の人との連携や友情を深めたり

専門的な知識や経験を積んで学んでいくので、周りの環境をしっかり整えて子供たちの

フォローよろしく。ということだろうか。

又、部活動の意義と留意点では

特に学校教育の一環として行われる部活動は、異年齢との交流の中で、生徒同士や

教員と生徒等の人間関係の構築を図ったり、生徒自身が活動を通して自己肯定感を高め

たりするなど、その教育的な意義が高いことも指摘されている。

 そうした教育的意義が部活動の充実の中でのみで図られるのではなく、

例えば、運動部の部活において保健体育科の指導との関連を図り、競技を「すること」

のみならず「みる、支える、知る」といった視点からスポーツに関する科学的知見や

スポーツとの多様な関り方及びスポーツが持つ様々な良さを実感しながら、

自己の適正等に応じて、生涯にわたるスポーツとの豊かな関り方を学ぶなど、

教育課程外で行われる部活動と教育課程内の活動との関連を図る中で、

その教育的効果が発揮されることが重要である。

 

みなさん、文部科学省の自己陶酔しきったチョイと長い文章で眠くなりましたか?

就寝前の方、今日はもうここで終わりにしてぐっすり眠りましょう。


要は『部活をすることで周りとのもみくちゃの関係も含めていろいろと学んでね。

その中で❝よし!自分とはこれだ❞ということを掴んでくれるといいな、

そのスポーツが好きになって上手に付き合えたら案外一生続けられるかもね、

そうなったら文部科学省としては本望だよ~ん。』

ということでしょうか?

 

確かに、部活動はみんなで元気に楽しく過ごすことができれば、世の中の模範になるよ

うな健全な肉体には健全な魂が宿った生徒が、ゴロゴロと誕生するだろうしそんな子供

たちが大人になって日本を引っ張っていく立場になれば国もまともになって

経済的に潤うかもしれない。

でも政治家になならなくていいと思う、健全な魂には耐えられない重圧が

あるだろうし、ある意味クセの強い人間がやるべきかもしれない。

それか未来はAIが政治をまかせるのか。

ターミネーターか!といいたいところだがマジかもしれないというから不安だ

勝ってどうする?勝ち続けてどうする?

しかし、ちょっと思うのだけど思い返してみると昭和の時代、特にスポーツ系の部活動

は「県大会優勝するぞ!」とか「全国大会優勝するぞ!」とかいつも鼻息が荒くて

早朝から朝練、授業が終わって夜になっても工程でピョンピョンうさぎ跳びしてるし

練習中は何かとケツバットを食らっているし、中には殴る蹴るの指導でしている

先生もいたりと、文部科学省の理想からは程遠い状況だった。しかし昨今テレビの

ニュースでも時折部活の指導の暴力問題が扱われたりで、昭和とさほど変わらない状況

なのかと落胆してしまう。

華やかに大会で活躍している裏で暴力やいじめ等で泣いている生徒もいるかと思うと、

部活動の目的って何?っていいたくなる。


部活も教育の一部であるはずが、「とにかく勝つ事、勝って頂点に立つ事」

優先されて、それは競技の目的であって本来重要な教育目標が「勝つ」ための

手段や目的にすり替えられている現状があると思われる。

もちろん、中学校・高等学校学習指導要領には

「勝って勝って勝ちまくれ」と書いてあるわけがない。

そんなこと指導してはいない。

 

ところで私、スポーツ関連の部活動に一切関与しなかたのでマジで勝つことの意味が

よくわかっていなくて勝てば気分がいいのはわかるけど勝ち続ける意味が

本当にいまだによくわからないのである。

これってやっぱりですか?…恋じゃないよ、変。

日本の中学校の先生は真面目はいいけど働き過ぎだよね
メンタル大丈夫?

OECD国際教員指導環境調査 (TALIS)の2018年調査で48ヶ国が参加。

中学校職員の1週間あたりの平均勤務時間が参加国の中で平均38.3時間に対して

一番長い56時間。

そしてその中で部活動に関して費やしている時間は平均1.9時間に対して7.5時間と

これまた長い。

どんだけ部活に入れ込んでるの?ということだ。

これは日本の平均であって「実際にはもっとなんじゃない?」ってな声が聞こえてきそ

うだ。

「勝つ」ために学生たちが巻き込まれている状況がみえてきそう。

子供たちはいつ勉強すればいいんだろうか?

 

指導要領の「生徒の自主的、自発的な参加により行われる部活動」は

「教育的効果が発揮されることが重要」とは謳っているがその重要なことは

どこまで成し遂げられているのだろうか?

 

こんな正論を盾に勝手に書いていると

「そんな甘っちょろいことを言ってるとイチロー大谷翔平は出てこねーんだよ!」

と体育会系のお兄さん方に罵詈雑言をあびせられるのもつらいので教育を超えた

努力と根性と才能は否定しない。

しかし、その他大半の学生たちが部活に対して同じ志で同じ方向を向いているとは

限らない。

 

文部科学省 運動部活のあり方に関する総合的なガイドラインの中には

部活指導における暴力による指導やパワーハラスメントセクシャルハラスメント

イジメに繋がる発言、行動など絶対にないように指導する側にも徹底した教育が

なされているようで一安心だが、それでも被害にあって心が荒れてしまいそうな

思春期の子供たちに対しては手厚いフォローを徹底して欲しいと願いたい。

 

しかし基本は部活は楽しいもので間違いない。

光り輝く青春の1ページ、2ページ?100ページ?なのだ。

 

そういえば部活やっててよかったなぁ~って事がある。

最近はご無沙汰だがカラオケで

「とても通る歌声でお上手なんですね、ワタシとデュエットしてもらえませんか?」

とスナックでお姉さんから声をかけられたときは

❝合唱部まじめにやっててよかった~❞としみじみ思った事だ。

「ふたりの愛ランド」歌っちゃった💗

 

そうそう頭の中のチコちゃんの質問で

『そもそも学生時代に部活動をする理由ってなんなの?』って答え

私の中だけの答えは「お姉さんとデュエットできるからでどうだろうか?

 

❝ボ~っと生きてんじゃねーよ!❞ってチコちゃんに叱られるよね。

…おまけ、岐阜のドでかいキリギリス



最後までお読みいただきありがとうございます。