ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

慣例に固執した結果

元旦から石川県が震災により多大な被害。建物の倒壊、大規模火災、大勢の方が避難し

大勢の方が大怪我をし、亡くなられた方も。

一夜明け状況が明らかになるにつれ、その被害の大きさに、なんと声をかければよいのかわかりません。

せめて亡くなられた方のご冥福をお祈りします。

難問は雑草のように根こそぎ引き抜け・・・哲学者ヴィトゲンシュタインの言葉

以前に南海トラフ地震について東京新聞 小澤慧一氏の記事を紹介しました。

やはり怒りがこみ上げる。

monoomoi2020.hatenablog.com

 

「30年以内に60~70%の確率で大地震が起きる」と発表されている南海トラフ地震。そんな間に起きた大地震は、地震発生の確率が低いと言われた地域ばかり。

文部科学省地震調査研究推進本部(地震本部)が調査を依頼した下部組織の海溝型分科会地震学者らは「確率は20%が妥当」と報告しているのにもかかわらず、地震研究予算を調整している地震本部直属の政策委員会から「確率が下がるのはけしからん」という理由で「確率は20%」は報告書の43ページ目に参考程度に記載された。

国民の命を守ることを最優先に考えていない発言、極めてけしからん。

 

2011年3月11日の東日本大震災を教訓として地震学者の研究結果を真摯に受け止め確率の見直しを進め、巨額の予算を各地域の防災に充てていれば、もしかしたら今回の地震もある程度予測でき被害も若干減っていたかもしれない。

地震大国日本。どこでも地震発生する確率は等しくあるのだ。

 

従来の慣例に根を張った雑草は早く引っこ抜かなければ作物は正しく育たない。

政治の世界も同様か?こちらは根が深そうでなかなか引っこ抜けない。

 

※機会があれば一度目を通してほしい。埋もれさせてはいけない本かもしれない。

 

あ~ぁ。この国はホントに大丈夫なんだろうか?

 

最後までお読みいただきありがとうございます。