永遠に記憶に残るであろう傷跡
今週のお題「ゾッとした話」
8月になると毎年必ず振り返らなくてはならない癒えることなどない傷跡。
6月22日、名古屋市守山区小幡の工事現場で重さおよそ250kgの不発弾が
見つかりました。
当然ですが、これによって発見現場周辺は大騒ぎと大迷惑を被りました。
現場周辺の道路は閉鎖、住民は避難、ようやく7月30日午前に不発弾の処理作業
が行われ、無事に終了しましが、発見から処理作業まで綿密な計画を立てたのでしょう
が、とても長い時間が必要だったようですね。
この不発弾は、名古屋大空襲の際にアメリカ軍が使用したものとみられています。
名古屋大空襲といえば、1945年、昭和20年の3月12日・3月19日・5月14
日に名古屋市街地、名古屋駅、名古屋城が炎上・消失した空襲です。
投下された爆弾の総量は14000トン、死者7858名、負傷者10378名、
被災家屋135416戸という恐ろしい無差別攻撃でした。
30年程前に当時の事を体験した方からお話を伺ったことがありましたが、
「筆舌に尽くしがたい」どころではないこの話は、悲惨過ぎて聞いたことを後悔して
います。
人類の歴史には戦争は付き物なのか憑き物という方が正しいのか
嘆かわしい現状でもあります。
人の中から人と争う本能が消えない限り、戦争は終わらないかもしれないと
過去・現在・未来を考えると現実だからこそゾッとして背筋が凍りつきます。
❝世界が平和でありますように❞などと祈る気持ちも失せてしまいそうです。
しかし、それでも世界が平和でありますように・・・・
最後までお読みいただきありがとうございます。