この地域特有のムシッとした20メートル歩くだけで戦意喪失するほどの
めっちゃ暑い汗ダラピチの夏でも、食べずにはいられない魔性のソウルフード
❝味噌煮込みうどん❞があります。
こんな夏を乗り越え生き延びるために食べるんです。昔っからきまっとるんです👴🧓
名古屋で味噌煮込みといったら山本屋総本家ですね、絵に描いたような期待通り
のから~い赤味噌スープの味噌煮込みうどんが食べられます、おいしいですよ。
地元の人間はこっち行きます。名古屋市昭和区にあるまことやさんです。
このお店、まともな時間帯に行くと外まで行列している名店、この暑い時期は
外で行列している間に熱にやられて焼け焦げてしまうため👨🏿、我が家では
「まことやに行こう!」という日は、空腹に耐えながら午後2時~3時着を目指します。
冬でも、まともなお食事タイムは更に長蛇の行列ですので体が凍結🥶するのを避けるため
やはり同時刻厳守です。
店内は昭和の香りがまだ漂う落ち着いた居心地の良い空間。
❝良い店は居心地がいい❞これ定石ですね。
注文してから程なく、待ってました味噌煮込みうどん到着、「えび・玉子入り」です。
全部入りもいいのですが、その一歩、二歩手前で留めておくことで、また来ようと
次回の意欲に繋がる気がします。・・・そんなことしなくても来ますけどね。
しかし、この使い込んだこの土鍋、土鍋にも味が染み込んでいそうなくらい赤味噌と
の色がベストマッチ。
こういった視覚的な味わいからも赤味噌の香りが伝わってきますよね。
さて、紙エプロン着けて、トウガラシ確認、お茶と水もあるし、準備完了です。
この店の味噌煮込みは、見た目普通に辛そうなのですが、実は赤味噌の味はとてもまろ
やかでほんの少しの苦みは深いうま味に溶けて、喉をゴクリと通過する際には
その調和のとれた味が鼻を通り次へのひと口を誘います。
麺は少し硬く、しかし噛むごとにモチモチとした食べごたえ。赤味噌の豊潤なうまさと
相まって、もはや言葉など発することもなく❝ズルズルムシャムシャ❞と音を響かせるの
み。
至福の時間は短く儚いもの、もう少し長くならないかと誰もが思うものだけど
完食してしまったら、それでおしまい。
時間とお金とお腹に余裕のある人なら「すいません、味噌煮込み全部入りください」と
もう一杯注文する強者もいるのだろうけど、余裕のない私は、その一杯を次回の楽しみ
に取っておくことにしました。
そういった奥ゆかしい所もこの先長く楽しむための方法ではないでしょうか?
この猛暑の夏、名古屋の味噌煮込みうどんを体験されてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。