ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

暑すぎる夏のお祭り おっさい!⛩🌞

ここんところの茹だるような暑さが続いていますが、そんな炎天下で灼熱の路上で

ミスター・ポポのような真っ黒な日焼け顔で道路工事の作業をされている方々の脇を

車で通過するたびに「暑い中ご苦労様です」でつぶやいてしまう今日この頃。

皆さんポカリスエット片手に過ごされているでしょうか?

それともアクエリアスが好みだったでしょうか?

でもこの時期はOS-1(オーエスワン)がやっぱり安心ですね😄

 

まぁなんでもいいんですが、先日青空にくっきり浮かぶ雲の青と白のコントラスト

がまぶしい7月16日。

朝から昼の熱波を予感させる日差しの強さに、すでに弱腰の日曜日。

町内行事の氏神神社『お天王祭り』に参加しました。

 

町内の子供たち数人を引き連れて町内を一周ぐるっとまわり町内のお宅からご祝儀をい

ただきに歩き回る行事です。

❝夏のハロウィン🎃🌴🌴🌴🌊❞といえばわかりやすいでしょうか?

 

そして同じようにハロウィンしながら周っている他の町内の子供たち御一考と神社で

合流し、氏神様に集めたご祝儀を奉納するという昔ながらのほのぼのとしたお祭りで

す。

 

世の中少子化ということもあるでしょう今年のお祭りに参加した子供は5人。

20年前は町内でも20人以上子供たちが集まりそれは賑やかな行列でした。

笛や太鼓、それと「火の用心!カンカン!」で使う拍子木も加わって、子供たちの

『おっさい!』という掛け声に合わせて笛と太鼓と拍子木の伴奏が町内に鳴り響く

と「あぁ今年もクソ暑い夏が来た!」と感じたものです。

夏の訪れを告げるこの地域の風物詩的なお祭りです。

 

しかし『おっさい!』という張りのあるかわいい声も年々小さくなり淋しくなりまし

た。少子化に加えて、参加する子供の親御さんも参加しなければならないこともあり

❝参加するのが面倒❞という声もあるようで、個人の自由が尊重される昨今とは言え

神事に対する価値観もそれに伴って低下している傾向のようで、『日本の手を合わせ

る心』もその内廃れていくのではないかと思うと、長いため息が出そうです。

 

お祭り開始!町内を練り歩く でも暑いからヘトヘトだー🤣

私は行列の最後尾。黄色い旗をもって車の通行から子供たちを守ります。

『おっさい!』というかわいい掛け声とともに町内を練り歩きます。

地面から熱気が湧いて、歩くスピードもゆっくりです。

ハッピも暑くて着てらんないよね。

こんな裏道も通ります。裏道の方が「ご祝儀」がいただける確率がアップします。

家の玄関が近い事と「暑い中ご苦労様ね🌻はいご祝儀とお菓子」と声をかけやすい

ためです。

 

写真だとよくわからないかもですが、獅子舞持ってます。

みんなで「おっさい!カンッカンッ」ってやってます。

でもちょっと気怠そうです。

暑いしね。

笛はあるけど吹き方がわからないので持ってるだけです。

かろうじて、お祭りらしいでしょ。

 

ここまででご祝儀は三軒のお宅でいただきました。

上出来です。

 

氏神神社に到着 ヤッター!一番乗り

無事に氏神神社に到着。

ウチのグループが一番乗りでした。

スピードを競っているわけじゃないですけどなんとなくうれしいかな。

15分後ようやくほかの町内の子供たちも続々とご祝儀持って集まりました。

他の町内の子供も集まったので境内もそこそこ賑やかになりました。

それでも少ないなぁ。

奉納の儀式のいろいろな準備も整いました。

この輪の中を通って無病息災と子供たちの健やかな成長を祈ります。

子供たちがこの輪を鉢の字に周る楽しい様子と神主様が祈りを奉納する様子を撮りたか

ったのですが、そんなことをしている立ち位置ではなかったのでこの祭りのメインイベ

ントは撮れませんでした残念🤣

お供え物を置きます。ここで神主様が祈祷します。

それぞれの町内の獅子舞も揃い準備は整いました。

つつがなく行事も終わりました。

暑い中参加してくれた子供達、お疲れ様でした。

 

この日は朝から日差しが強く気温も30℃を超えていました。

そんな中、途中休憩を入れたとはいっても、1時間程歩きまわったので本当に

お疲れの表情。

このあと子供達には参加のご褒美に大量のお菓子と少量のお小遣いをあげました。

みんな笑顔で受け取ってくれて安心しました。

「今年は子供の参加は5人、来年はどのくらい集められるでしょうね」などと

同じ町内の方達と話をしてみましたが、私の住む町内では来年この祭りに参加して

くれる子供はいないかもしれないとのこと。

祭りの存続の危機でしょうか?

 

しかし、かなり小規模になったとはいえとても楽しい時間を過ごしました。

ご祝儀をいただける家庭も少なくなり淋しいものですが、神事に関われたことは

良かったかと思います。

 

この土地を守ってくださる氏神様に、たまには手を合わせる事も忘れてはいけない

と感じる時間でした。

 

氏神様の参拝は毎月1日と15日が良いようです。

※旧暦では、一か月を区切りとして1日の新月に物事が始まり、15日の満月に物事が

満了するとされているためです。

 

これからは意識してお参りしようと思います。

 

祭りの存続が危ういどころではない問題

今年は町内の行事に関わることが多いのですが、徐々に大きな問題となっているのは

居住する方々の高齢化が進み「地域の行事に参加できないので自治会又は町内会

を退会したい」という家が多くなっている。

やはり70代後半、80代では人にもよるが、家から外に出ることも億劫な年齢。

自分のことで精一杯なのだから無理もない話である。

又、自治会(町内会)は任意団体の為、退会したいといえば何の問題もなくその意向は

通ってしまいます。

 

私の住む自治会でも、同様の問題が出ています。

ひとつは、古いマンションに住む方々。高齢者が多いためマンションごと退会したい

とのこと。

もう一方の地域からも高齢者だらけだからという理由で退会の申し出が発生していま

す。

 

両地域の代表者の方が言うには「地域で話し合いをした上での決定」との話ですが

その地域には、まだ比較的若い世帯もあるため本当に全世帯の意見なのかを

見極めるため退会希望の地域の方々と近く集会を開くことにしました。

 

しかし、どこまで発展的な話し合いができるのか不安もあったのですが

実際にその地域の世帯の方から「ウチは退会したくないのですがどうしたら

いいのですか?」という連絡もあり、これなら比較的話も進むのではないかと

少し安心材料ができたことでホッとしているところです。

 

今年は全国的に「3年ぶりに」とか「4年ぶりに」というお祭りや、花火大会などが

復活していますね。

そんなニュースを拝見していると皆さん笑顔で「良かったですね」と思います。

こうした地域の楽しいイベントは、人々の生活に潤いを与えてくれる大切な行事です。

それらを運営するには町内会の活動が欠かせないこともあるでしょう。

この先も地域の人達と協力して、人と人のつながりを維持できるように

努めていかなくてはいけないのだと感じますね。

 

しかしこの『おっさい!』

のお祭り、「暑すぎるから秋にしようよ」なんて話が合ったりしますが

それなりに歴史のある祭りですから、そんな簡単に変えれないですよね。

もし変えれるんだったら10月のハロウィンに合わせちゃえばいいのに

とか思うんですよね。

そんなことしたら罰当たりますね、きっと。

でも暑いんですよ🙄

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。