ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

はるか遠い過去の想い出と、ちょっと前の思い出🌊🐟🌊

お題「海の思い出」

海と山に恵まれた静岡に生まれ育ったくせに、山で育ったせいで山の上から遠くに見え

る海の景色を指をくわえて見ていただけで、実際には海で遊んだ経験も少なくて

海に対する思い出が少ないんですよ。

そう思い込んでるだけかとも考えたんですが、やっぱり少ないですよね。

海にはあまり縁がないのでしょうか?

 

はるか遠くにキラッと輝く青春の思い出

静岡での海の思い出というと高校3年の秋のこと。

騒がしい夏が終わってホッと一息って頃の青空が広がる日曜日。

同じクラスの生徒全員と担任の先生で焼津の浜辺でに引き網漁をしました。

 

クラスの中に焼津の漁師の息子がいたので父親に協力していただいて前日に

網を仕掛けておいていただきました。

 

朝早く学校に集合、マイクロバス(先生が運転手)に生徒とバーベキュー用の

道具を詰め込んでワイワイガヤガヤと、にぎやかなバスは焼津の浜辺に向かいました。

 

バスから降りた直後の浜辺から見る光り輝く海の景色の美しさと体をすり抜ける

さわやかな海風の感触とその後訪れる腐った魚の臭いは今でも覚えています。

 

生徒全員で浜辺にひろがり左右に固定した網の端をそれぞれをみんなでつかんで少し

ずつ引き上げていきます。

海の中にある網を人力で引き上げるのってかなり重労働なんですよ。

ソーラン節ではないですけど気合を入れるために何か歌って音頭を取っていたような

気がします。

 

網が海の中から出てきたときの魚がウジャウジャと網にかかった情景をワクワクした

気持ちで思い浮かべながら、網を引く腕にも力が入ります。

 

結果、大漁!ではなく大量の海藻と少量の魚でした。

少量の小魚や、太刀魚がかかっていてそれをみんなでワイワイガヤガヤ網から取り出す

作業も楽しいものでした。

 

その後は、お待ちかねバーベキュータイムです。

砂浜で火をおこして網の上に獲った魚を置いて豪快に丸焼きです。

でも火が強すぎて網に焼き付いてしまってほとんど炭化して食べられなかった。

無駄な殺生をしてしまいました、というか単なるアホ、若気の至りですね。

 

でも隣のやつらはアルミホイールで包んで焼いてるんですよね。

しかも上手に蒸し焼きされておいしそう。

その時だったかな、初めてホイル焼きを覚えたのは、私の家ではアルミホイール

ど使っていなかったので、「こういう焼き方もあるんだぁ」と感心したものです。

 

その内に風が強くなって、強風に乗って砂浜の塩っ辛い砂が容赦なくバーベキュー

の上にかぶってしまって、ジャリジャリの砂の入った焼き魚や焼きそばを砂をペッ

ペッと吐きながら食べたのも強烈に塩辛い思い出です。

 

若いときは酒がなくても場が盛り上がるもの、一年生のときから変わらぬ仲間ですから

これまでの思い出話もあって、春には別れが待っているという寂しさを言葉には

いちいち出さないけど、明るく語り合えたいい雰囲気の宴会でしたね。

 

担任の先生が、優しい方で春には卒業してそれぞれの人生に歩みだしてゆく生徒たちに

せめて記憶に残る思い出を残してあげたい、そういう気持ちでこの場を用意して

くださったんでしょう。

 

半世紀に迫る程の昔の記憶ですが、今でも心に残るいい思い出を先生から確かに受け取

りました。

 

担任の安達先生、まだお元気だとお聞きしています。

 

屋内で観る海も、海の思い出ということでどうでしょう?

あれから数十年。

気が付けば、生まれ育った静岡より愛知県で暮らす時間が遥かに長くなりました。

 

先日、数年ぶりに名古屋港水族館に行ってまいりました。

前々からの妻との約束のひとつ。ようやく果たせました。

ゆっくり観賞したいこともあり、平日に訪れました。

家から電車で1時間程で到着です。

・・・この程度の約束もなかなか果たせないなんて我ながら情けない。


水族館の目の前は、港の風景の見える場所ということでこれも❝海の思い出❞ということ

で勘弁してもらえるでしょうか?

 

★日本の海

水族館入口に入って正面の大きな水槽でイルカたちがお出迎えです。

大きな水槽で、入ってすぐなのはインパクトありますよ。

愛嬌のあるしぐさで来館者を楽しませてくれます、おもてなし上手ですね。


★水中観覧席

イルカパフォーマンスのトレーニング風景を水面下の様子も見ることができます。

ここでも1匹のイルカがこちらに向かってかわいらしく挨拶しているような姿を
見せてくれました。

イルカってサービス精神が旺盛ですね。それと人が大好きなようですね。

★日本の海 黒潮大水槽 

イワシのトルネードが見られます。

イワシの大群が泳ぐ様子はいつまでも見ていられますね。

水槽の中でキラキラとした光が揺れ動く様はとても幻想的で、海の底から見る景色

を堪能できます。

平日の閉館近くの時間ならこのように床に座り込んで景色を楽しめます。

なんて贅沢なことでしょう・・・と思いませんか?

 

★赤道の海

このあたりの水槽ではオーストラリアにある世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフ❞をモチーフとしてサンゴ礁とその周辺の様々な生き物を展示しています。

やっぱりクマノミがカワイイ。



★ウミガメ回遊水槽

この水槽は、ウミガメが泳ぎ続けられるようにドーナツ状の作りになっており
更にウミガメが上陸できる砂浜も完備。
実際にここでふ化した赤ちゃんカメも展示していました。
ぎこちない泳ぎが可愛い。

★南極の海 ペンギン水槽

エンペラーペンギンをはじめとして数種類のペンギンが所狭しと泳ぎまくる水槽です。

非常に活発に動くペンギンたちですが水槽の中は氷点下の世界。

トビウオのようにものすごいスピードで水面下から一気に飛びだして泳ぐ様を

観賞することができます。

天井から頻繁に氷が落ちてくる氷の世界です。

中の音がスピーカーから流れてきます。

氷点下とは裏腹にそれはもうギャーギャーと騒がしいパワフルな世界です。

 

★シャチの公開トレーニングとイルカパフォーマンス

イルカもシャチもとにかくよく飛びます。その度に水しぶきも良く飛びます。
『前から4段目の席まで水が飛びますから注意してくださいね』と3段目に座って
からのアナウンスでした。

豪快な水量を体験しました、特にシャチのジャンプした後の水量は圧巻でした。
ありがとうございます・・・😫

もちろんパフォーマンスは最高に楽しめました。

★くらげなごりうむ

ここでは約11種500点ものクラゲが展示されています。
又、稚クラゲから成体クラゲまでの成長過程を観察することもできます。

『こんな癒される水槽、我が家にも欲しい!』という感想です。

ライトアップされた水槽ですがいろいろな色(光)に変化して、ウットリ見入ってしまいます。2分程水槽の前でボーっとしていられました。その間、しあわせでした。

ありがとうございます💗

 

長くなりそうなのでこのあたりで、まとめ🙄

名古屋港水族館にはこのほかにも様々な生き物(約500種類、50000匹)を
観察することができます。

博物館の側面もありますのでこんな展示物もあります。

 

もしご縁があれば、この夏の思い出に名古屋港水族館はいかがでしょうか?
※イルカパフォーマンスは中央ステージ付近、最前列から3段目席までがおすすめで  す。水と仲良くなれます。



はるか遠くの想い出で感傷に浸り、最近の思い出は楽しさが残り。

この先も心身の健康に気を配り、できるだけいろいろな楽しい体験と記憶を持ちたい

ものです。

 

気が付けば、どこに行くにも、何をするにも億劫な体になってからでは

楽しみも半減、又はそれ以下になってしてしまいますからね。

 

めっちゃ暑いけど、明るく楽しい海の思い出は多い方がいいんじゃないでしょうか?

これからでも遅くないですかね、海の思い出作り。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。