繁忙期が終わっても、あれこれと相変わらず忙しいのは会社からすれば
とても理想的なこと。
社員の立場からも『この先も会社は安泰だぁ~』とそう思える部分が多少あれば
自他ともに認める「優良企業」とはいえるのでしょう。
が、その反面まじめな社員が多く、日々様々な要件をこなすことばかりで精一杯
となれば、休みを摂るタイミングを逃しがちになり、社員の権利である有給休暇は
溜まる一方。
これではどこかで行き詰まり、ストレスが溜まった挙句、労働意欲がパンクしてしまいます。
それは個人にとっても会社にとっても、当然不幸なことです。
そこで今回
『社員一同、今月は好きなところで2日連続強制有給休暇をとるんだよ~ん』
キャンペーンを実施。
「休むことも仕事」となれば、まじめな社員も採り入れやすいでしょ。
海を眺めていると「私をどこかに連れてって」って気分にならない?
そんな経緯で、頭の中では❝あれもしなきゃ・これもしなきゃ❞と「不安でいっぱい病」
の中、平日の『鳥羽水族館』へ強制移動。
目的地が、お隣の三重県ということもあり普通であれば日帰りでもOKな場所
ですが、今回は車で移動、高速道路は一切使わず、国道・県道を地道に進みます。
しかも、一切無理をしない一泊二日ののんびりプランです。
今回の目的は、適切なストレス対処行動です。
つまり、「頭の中を一旦、お花畑🌺🌼🌻🌷にすること」
初日は、旅館までの移動のみ。
ところどころで休憩と昼食をとりながら午後4時頃には到着。
平日の事もあり宿泊客は、私達夫婦を含めて数組のみ。
『部屋が空いているから』ということで料金そのままでワンランク上の部屋に
泊まれることに、初日からとても幸運に恵まれました。
大きな窓に広がる海と島の景色をソファーに座ってしばらく眺めていました。
海の上を行きかう船を観ていると気分もほぐれてきますね。
私もあの船に乗ってどこか遠い所に逃避行したい気分になります。
少しお花畑🌺🌼🌻🌷も見えた気がします。
しかし、あいにく天気には恵まれませんでしたが☂
こういった海や山など自然の風景を見ているだけでストレスが軽減されることは
科学的にも確認されているようで、ストレスホルモンとも呼ばれる脳内分泌物質
コルチゾールの分泌量が減るとストレスも減っていくそうです。
合わせて適度な運動も加わると効果は大きくなるそうなので明日の水族館では
海洋動物たちの姿に触れながら、館内を歩き回ることで気分をリセットできるかも
と、期待できそうです。
さて、明日に向けてしっかりと食事をして、貸し切りの露天風呂と大浴場の湯に
じっくりゆっくり浸かって明日に備えます。
鳥羽水族館は癒し系の生き物の宝庫
旅館から車で約15分で到着、平日の開館時間9時前だというのにすでに
30人程の老若男女が並んでいる、その後も駐車場にぞろぞろと車が入って
入口に近い駐車場はすぐに満車になりそう。
チケット売り場も人の行列、前もって旅館でチケット買っておいてよかった。
100円安く買えたし。
ここでは、順路というものがないため気の向くまま様々な『海獣』を観ることができます。
海獣って、★クジラ目(クジラ・イルカなど)
★海牛目(ジュゴン・マナティーなど)
★鰭脚(ききゃく)目(アシカ・オットセイ・セイウチ・アザラシなど)
★肉食目イタチ科(ラッコ・カワウソ)
なんかのことだよ。
カピバラはネズミ目
怪獣はゴジラかな?
海獣以外にも、さまざまな魚やクラゲ、タコ、トカゲ、ヘビ、カエル、カメ、ネコ
等いろいろな生き物を観ることができます。
さすが「飼育種類数日本一」を謳うだけのことはあります。
その他アシカショーやセイウチふれあいタイムなど楽しいイベントもあるので
開館前から行列ができるのもうなずけます。
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巨体を大きく揺らしながら登場したセイウチは、見た目は怖いほど迫力があり
近寄ると襲われそうなのですが、動きがとてもかわいらしく愛嬌一杯。
飼育員さんも「このセイウチは絶対に人を襲ったりしませんので安心してください」
とアナウンスしていました。セイウチに対する強い信頼があるのだなと思うと
人を楽しませることだけでなく異種間の生き物同士の絆を見せていただいたようで
信じることの尊さを感じさせてもらいました。
ペンギンは集団で、わけのわからないままちょこちょこと歩いただけですが、
小さな体で並んで更新する様は、なにかほほえましいものです。
ラッコのお食事タイムもショーになっていましたが食欲旺盛なことと、意外と細かい芸
ができる事には驚きました。とても賢い動物なんですね。
現在、日本で飼育されているラッコは3頭のみ!
その貴重な3頭の内の2頭を同時に見れたことは幸運かもしれません。
ショーの間のラッコたちは、はせわしく動き回っていましたが、食後に水槽の水面の上
に眠りながら漂っている姿はとても癒されます。
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個性豊かな魚たちの舞にウットリ
いくつもの水槽が並ぶエリアでは、いろいろな工夫で魚たちの姿を魅せてくれます。
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上下左右、まるで海の中にいるような視点で魚の泳ぐ姿を楽しむことができる
前面ガラスの大水槽。800tの水量に耐える水槽で、サンゴ礁を再現しています。
その他、数えきれない種類の生き物たちがここで生きています。
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とても紹介しきれるものではありませんので、大半は割愛させていただきますが
これだけの種類を飼育・管理するのは想像以上に大変なことなのでしょう。
水族館には感謝です。
お腹を満たす癒し系・・・ラッコを食べる
館内をあちこち歩きまわっていたらすでに時間は午後2時近くになってしまって
時のたつのを忘れるくらい楽しい時間を過ごせました。
面白いもので時間を意識したら急にお腹が空いてしまいました。
ようやく少し遅い昼食をとることに。
『水族館に行ったらこれ食べよう』と決めていたものがあります。
それがコレ!
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館内のレストラン「花さんご」のラッコカレーです。
見ての通り「インスタ映え」目的の方々と、純粋な子供達にとても人気なメニューだと
いうことで目をつけていたのですが、とにかく味は二の次との評価のカレー。
実際にはどうなのか確かめてみたいと興味本位で注文したわけです。
平日のお昼過ぎの事もあるのか席は空いていて、周りを見ると10人程。
休日ならこの時間でもお客さんでいっぱいなんでしょうね。
人気メニューだから、みんなこぞってラッコカレーかと思いきや
すぐ近くに座っている若い女性の方だけ。
今日は一人で来たのでしょう、テーブルに一人黙々と食べていました。
少し寂しそう。
ほどなく私たちのテーブルにも運ばれてきました。
味は甘口・中辛から選べます。
私達は中辛にしました。
ひと口食べると、なるほど覚えのある味です。
基本甘口のせいか、辛さはありますが普通の辛さで食べやすいです。
辛口が好きな方には物足りないかもです。
ラッコのボディーのご飯は、型を使って形を整えています。
顔の目・鼻・口・頬ひげは、サラダ菜を抜型を利用しています。
なかなか手間な作業をしていますよ。
などと、あれこれ考えているうちに完食です、お腹空いてたし。
でも、思った以上に食べごたえのある量でよかった。
普通においしかったですよ。
インスタ映えならぬブログ映えするでしょうか?
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目標達成!でも水族館はひとりで行くのもアリじゃない?
久しぶりの水族館だったのですが、歩き疲れました。
普段も歩く方なのですが、今回は予想以上に楽しめたせいで子供のように
動き回ってしまいました。
おかげですっかり頭の中はコルチゾールの分泌量も激減しお花畑🌺🌼🌻🌷
にリセットできた感じです。
できれば大水槽の前に座り込んで青い光に包まれながら1時間程魚たちの泳ぐ姿を
眺めていたかったな~。
今度はもっと近場の「名古屋港水族館」に癒されに行こうと思います。
ストレス軽減に水族館おすすめです。
ひとりで行った方が、水槽の前で「無」になれるかもです。…無になりてぇ~
最後までお読みいただきありがとうございます。