年越しそばを食べた後はこのデザートを。
特別お題「わたしの推し」
みなさん今頃は家族団らん楽しく過ごしていらっしゃるでしょうか?
年越しそばはもうお済になったでしょうか?
我家では❝紅白歌合戦❞が佳境に入ったあたりでしょうか?
食べるタイミングなどご家庭によってさまざまでしょうが
地域による特色のようなものはあるのでしょうか?
興味のあるところですね。
そばを食べた後は少し甘いものが食べたくなるものです。
コタツの上の籠に盛られたミカンなどはとてもいいですよね。
甘酸っぱくてみかんの果汁ものど越しさわやかで
そばの汁で辛くなった喉を潤してくれます。
私もついつい二つ三つと食べてしまいます。
それともう一つ大好物を用意しています。
『超完熟の柿』です。
スーパーによってはこの時期でもまだ売ってますよ。
しかも、柿の熟しきった一番おいしい状態の物が
なぜかとてもお安いのです。
熟している=腐って食べられない!
と思っている方多いのでしょうか?
なんてもったいない思い込みでしょうか?
おつとめ品シールがまぶしい…同じ富有柿なのになぜか値段が違う…どうして?
やっぱり柿は富有柿発祥の岐阜県の物がいいですね。
皮がしっかりしているので中身が完熟で柔らかくなっても崩れない。
包丁でスパッと切ってもご覧の通り、果汁が垂れてきたりしません。
とても上品な甘さで食べやすいです。
…完熟の柿は以前にも触れています。良ければ見てね。
★日本での柿の歴史はとても古く
奈良時代には日本のいろいろな地域に広まっていたようです。
しかし、当時の柿は渋柿であり、完熟させるか干柿にして
食べていたようです。
柿は完熟させて食べることが基本であったということですね。
※因みに柿は干柿にするとビタミンCは下がりますがビタミンAは栄養価がUPします。
★柿はイタリア・フランス・スペイン・ポルトガルでも
❝カキ❞でという言葉で通用します。
イタリアでは 柿は果肉があま~くトロトロになるまで完熟させたもの
を食べます。
食べ方も表面の皮がはちきれんばかりに完熟した柿を
包丁でスパッと半分に切ってスプーンで上品にいただきます。
まさにスイーツ感覚です。
私は皮ごと下品にカブリツキます。
その方が精神的にもおいしいからです。
…口のまわりグチャグチャ。育ちがわかっちゃいますよね。
★柿に含まれる栄養素はこんなに!
ビタミンC…皮膚のメラニン色素の生成を抑える・ストレス、風邪などへの抵抗力を強める働き。
ビタミンB群…エネルギー代謝を円滑にする潤滑油のような働き。
βカロチン…体内でビタミンAに変換され皮膚や粘膜の健康を維持する働き。
カリウム…ミネラルの一種、塩分の塩分量を一定に調整する働き。
カルシウム…骨や歯の主要成分、筋肉収縮・血液凝固作用の促進などの働き。
とミネラルが豊富に含まれています。
※因みに柿は干柿にするとビタミンCは下がりますがビタミンAは栄養価が増加します。
特にビタミンCは柿1個に1日分の量が含まれていて
果物の中ではレモンの次に多く含まれています。
又、柿の渋みの原因であるタンニンも多く含まれます。
タンニンは抗酸化作用を持ちアンチエイジング効果も期待できます。
そしてこのタンニンは柿が熟すことで渋みがなくなり
栄養素が集中している皮の部分を積極的に食べることで
より身体を良い状態に保つことができますし
若々しいお肌を保てるかもです。
以上これらのことからも
丸ごと下品にカブリツクのは古来からの由緒正しい合理的な食べ方なのです。
なので『熟した柿を食べると口のまわりがベチャベチャになるからイヤ!』
などといわずに積極的にカブリツキましょう…ね!
来年はみなさんにとって素晴らしい一年になりますよう
心からお祈り申し上げます。
よいお年をお迎えください。
それではまた。