タイ・バンコクの高級ホテル「バザールホテル」敷地内に黒い悪魔のような
「クルー・ガーイゲーウ」という名の像が設置され、あまりにも不気味であるのとタイ
仏教を促進する芸術家教会では「何かを崇拝するならば仏教の教えに沿ったものでなけ
ればならない」とホテルに撤去するよう要求している。
この「クルー・ガーイゲーウ」像はご❝利益があるかも❞という以外、ハッキリとした正
体がわかっていないらしい。得体のしれない所も非難の元になる理由なのかもしれない。
そもそもこれがタイの仏教に影響をもたらすものでもないとも思えるのだが・・・。
タイ仏教を促進する芸術家教会の主張は一見「自国の宗教と国を守るため」とごもっと
もな主張なのだが、現在、世界的に見れば『異なる宗教に寛容でその自由を尊重する』国は多い。
オランダ・カナダ・スウェーデン・デンマーク・ノルウェーなどが挙げられるようです。
我が国も多様な文化や宗教が混在する歴史的背景があるためか、又はそもそも日本の神
道には天照大神(あまてらすおおみかみ)をはじめ「どんだけ~」って程の神様が存在し
ているので「世の中いろんな神様がいてアタリマエ」が古来からDNAに擦り込まれてい
るためか、宗教の受け入れには横着なほど寛容だ。
※関係ないけど、日本は人手不足だからといって海外からの労働力を多く受け入れる傾向にある政府だけど日本の文化が壊され曲解され潰されそうで、これには反対なんだ。
でもこの像。巨大で怖い上に出来が悪い!
同じ巨大なら横浜の「ガンダム」くらい完成度が非常に高くてカッコよければ、観る人
も喜ぶし撤去しろなどと文句をいわれなかっただろうに。
ホテルとしてはこの像の御利益で売上UPしたそうだしホテルの私有地にあるようだか
ら撤去はされないでしょうね。
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