❝名古屋城のシンボル金鯱❞が今 名古屋市栄のど真ん中に展示されてます
これはめったにないチャンス!
しかも今回は目の前で観ることができ しかも触ることができるなんて
もしかして今後は絶対有り得ないかも…時代が進めば貴重過ぎて触っちゃダメかも
金シャチが地上に降りるのは今回で3回目
1回目は1984年 『名古屋城博覧会』
2回目は2005年 『新世紀・名古屋城博』
同年 『愛・地球博』
2回目の 『愛・地球博』ではかなり離れた場所から見る程度…
金色に光り神々しさは伝わるのだが 人に押されて素通りしただけ
まるでルーブル美術館のモナリザ状態だ…本物のモナリザみたことないけど
今回は2005年のリベンジだ!
今回の16年ぶり3回目展示会は
4月10日~7月11日までと期間が長いため仕事の疲れが溜まり続けて
ピークに達した先日 仕事を休んで平日に観覧することに…疲れたら休みましょ!
さすがにこの時期は人ごみをなるべく避けたかったのと
2005年の❝人に押されて素通り❞を繰り返してモヤモヤ後悔したくない
だったら安全策で平日でしょう
ところで
現在の名古屋城の金シャチは2代目なんですよ
初代は1945年昭和20年5月14日太平洋戦争で米軍の焼夷弾攻撃により
残念なのは最悪の事態に備え金鯱を地上に下ろすか土中に埋めて守ろうとも
考え まず雌を天守2階へ下ろした矢先の災難であったということです
もう少し早ければ今も初代が受け継がれていたかもしれません…なんて間の悪い
2代目は初代のデザインを忠実に再現しているのですが
初代のおよそ150年前の写真を見てもその時代にそぐわない
優れた造形力を感じます
現在の時代に見ても色あせない芸術品です
そんなところも人気の理由でしょうか
戦争により大半を焼失してしまった名古屋城ですが民間から再建を願う声が
上がり1957年昭和32年6月起工しました
それと並行して金鯱の復元も始まります
耐久性などを考慮し基本構造をブロンズにしました
そして金を使う量も初代に比べて少なくして軽量で高剛性に生まれ変わり
1959年昭和34年新生名古屋城天守にその黄金に輝く姿が戻ったのです
当時の名古屋の人達にとってさぞ感無量の年であったでしょう
そんな当時の高い職人技術と復元に関わった多くの人々の苦労の結晶を
目の前にしてベタベタと触りに行くわけです
バチが当たるかもしれません…触ると金運がよくなるって言われてますけど…金ですから そのまんま
会場に向かう前にスマホで会場の混雑状況を確認すると
「通常より込み合っている」とのこと
やはり金シャチを目の前で観たい人が大勢いらっしゃるのだな…ウンウン
などと考えているうちに会場に到着
会場は仮設の白い壁に囲われている
入り口付近は人も並んでおらず静かで 入場料500円を払い
イソイソと中へ 入った途端入場制限で待たされるのかと思っていると
拍子抜けとはこのことで「通常より込み合っている」というあの情報は
いったいいつのことなのだろうか?
少し間をおいてはいれば一瞬貸し切り状態になりそうな勢いだ
まぁ考えようによっては❝とてもじっくりと自由にベタベタお触りできる❞
ということで❝人に押されて素通り❞なんて事には絶対にならない
リベンジ達成!…わーい😄
平日のおかげだろうか思う存分長時間眺めてはいろいろな角度から写真を何十枚撮り
お触りは1回のみだったが思い残すことはない
こんな貴重なものを目の前で観ることは一生に何度もない事だろう
我ながら珍しく少々童心に戻ってしまい…いつも童心だが
こんなベタなお土産を記念に買ってしまった
まったまにはいいか…鏡に映って金シャチが揃ったということか
今回は梅雨の合間の快晴(本当の五月晴れ)の空の下
黄金に光り輝く金シャチを観ることができて
本当にラッキーでよかったぁ…仕事休んでよかったー
名古屋城の金鯱も調べてみれば徳川家康による築城から始まり盗難にあったり
ウィーンの万国博覧会(1873年明治6年)に出品されたり戦争で焼失したり
色々な運命を経て現在に至っています…調べると面白い話ゴロゴロ
こんなご時世ですが機会があればこの貴重な日本の遺産を
是非観て触れに来てみてはどうでしょうか?
7月11日(日)までですよ
平日おすすめです …たまには仕事を忘れましょうよ
最後まで読んでいただきありがとうございます
みなさまの明日が喜びと笑いににあふれますように