ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

日本はワールドカップに勝つだけでは生きていけない😱

すご~い!ワールドカップ初戦、ドイツに勝ったぁ~!

ヤッター😄🎊🎉👏👏👏

「見たかこれが日本の真の実力だ~❢」

と大喜びしているが、負けたドイツには輸入品で大変お世話になっている日😱

豚肉(11.5%)、ナチュラルチーズ(11.0%)、製材(4.0%)、ホップ(3.4%)

アルコール飲料(3.5%)、機械類(27.4%)、医薬品(21.2%)、自動車(16.2%)

有機化合物(6.4%)、科学光学機器(4.9%)など

輸入総額は2兆2,763億円[2020年]※( )内はシェア

など近年の主だった品目だけでもこれだけのものを頼っている。

ビール大好き!フランクフルト大好き!

ついでにフォルクスワーゲン大好き!

日本にとってなくてはならない有効国なのだ。

姉妹都市など友好関係を結んでいる自治体は西日本だけでも29もある。

 

 

作物の種の自給率が低すぎる

そして輸入は日本にとって命綱のようなもの。

 

日本の食料自給率は38%である。

これは先進国では最低レベルである。

 

野菜の自給率は75%といわれている。作物を作るためには当然❝種❞が必要である。

しかし種の自給率は10%である。

種の開発は種苗会社が行っているが約90%は海外の畑で生産している。

これは日本が温暖で雨が多く種子が病気になりやすいという風土の欠点が

あることもその理由である。

 

ちょっとした野菜でも原産国は海外の物が多い。※(  )内は原産国

ミニキャロット(チリ)、ホウレンソウ(デンマーク)、レタス(中国)、パクチー(アメリカ)

鷹の爪とうがらし(中国)、クローバー(ニュージーランド)、バジル(オランダ)、

ワイルドストロベリー(中国)、チンゲンサイ(中国)、大根三太郎(韓国)、白菜(イタリア)

ネギ(チリ)、中長ナス(中国)、など意外なものが輸入だったりする。

因みに日本が原産国の種子は、えだまめ(北海道)、三つ葉(岩手県)、春菊(岐阜県)

わさび菜(福岡県)、青しそ(岐阜県)、鍋料理など、どちらかというと脇役な野菜が多い

気がする。脇役はいい味するけど地味で肩身は狭いかな🤣

 

もしかして種の輸入が止まったらほとんどの野菜が作ることも食べることもできなくな

るということなのだ。

植物防疫所の検査は当然厳しいけど仲が良ければ少しはマシ?

種苗会社が主導で種を生産しているとはいっても輸出の際には必ずその国の

植物防疫所で植物検疫の検査を受けて許可が出ないとその国から出してもらえない。

又、輸入の際もその国の植物防疫所で検疫を受けなければならず許可が出なければ

その種は焼却処分される。返してくれたりはしないのだ。

万一、種の中にその国にとって問題のある細菌が含まれていたら自国が汚染される

可能性がある。それを未然に防ぎ自国の利益を守るのが植物防疫所の役割なのだ。

 

そして輸出元の国が非友好国やあまり仲が良くない国の場合は検査が異様に厳しい

か「キライ」というだけで門前払いになったりするから困ったものだ。

「大好き」な国であっても厳しいよ。それが植物防疫所の役目だ。

 

とにかく、こっそり旅行カバンやズボンのポケットに入れて密輸することなど

できない。

 

作物は種を蒔いただけでは育たないんだよ。

更に追い打ちをかけているのが、化学肥料の問題。

ロシアウクライナ戦争で急激に状況が悪化してしまった。

 

「肥料の三大要素」といえば窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)。

これらの重要な働きと産出国。

窒素(N)   植物の葉と茎の成長を促す 主な産出国 マレーシア、中国。

リン酸(P)  光合成を促進、実がなる働きを促す 主な産出国 中国。

カリウム(K) 根の発育を促す 主な産出国 カナダ、ロシア、ベラルーシ

 

主な産出国で注目は中国、ロシア。ロシアウクライナ戦争でロシアは日本を含め敵国

になった国には供給を停止、中国はこの情勢をみて輸出を抑制という名の停止。

化学肥料の流通市場での枯渇は他国でも大問題であるが、日本は他国より

依存度が高く100%輸入に頼っている現状もあり、この突然の変化に日本では

国内農家への肥料供給の見通しがつかなくなってきている。

また当然、化学肥料の値段がありえない程高騰して現状はさらに深刻だ。

これから先、現実に起こりそうな予測に背筋が凍る

化学肥料がないということはどういうことだろうか。

ある試算によると作物の収穫量が半減してしまうという。

この状況が続けば野菜やお米が高騰するのはもちろん、国民に十分な食料がいきわたら

なくなる可能性もあるのだ。

その先の更なる可能性について米国で8番目に古い大学、ニュージャージー州

ラトガース大学の研究者らが最悪の状況が発生した場合のデータを最近発表している。

❝局地的な核戦争が勃発した場合、直接的な被ばくによる死者は2700万人だが

「核の冬」による食糧生産の減少と物流停止による2年後の餓死者は食料自給率

低い日本に集中し、世界全体で2.55億人の餓死者の約3割の7200万人が

日本の餓死者(日本人口の6割)と推定した。❞

2~3年前なら『現実味のない極端な憶測』と一蹴するところだか

日本の上空をミサイルが通過している現在のこの世界を見れば

『とても現実味のある予測』として感じられることが、とても恐ろしい。

 

輸入は日本にとって命綱のようなものと表現したが、世界のどこかで

またロシアウクライナのような戦争が勃発すれば、命綱は一瞬で藁になってしまう

だろう。

 

日本はそんな薄氷の上に立たされている。

 

 

とりあえず畑を耕して、人糞を含め有機肥料を畑に撒いて国内で採れる種で

作物を細々と作り生きながらえるしかないのかなぁ。

肥溜めの復活!だろうか?

肥溜めに落ちたら地獄だ・・・恐ろしい。

 

ガンバレにっぽん!次はコスタリカだ・・・大丈夫、友好国だ。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。