ものおもいのほほん

ゆるゆるとおもいのまま

自信ってなんでしょうね?

ちょうど一年ほど前に中途採用で入社した40歳の後輩がよく耳にする

こんな決まり文句を言うんです。

『入社して1年経つけどなかなか自分に自信が持てなくて・・・』と

なのでこう答えました。

『入社して数十年になるけどいまだにオレ自信ない!』って。

そしたら「えぇっ?」ってな顔をしましたけどね。

意外な答えだったんでしょうかね。

自分は「にこー」って笑い返してあげました。

 

自信がないってどういうことなんでしょう?

人と比べて『物事の考え方が中学生の頃と変わっていない』とか

人と比べて『もっとしっかりした考えを持たないといけない』とか

なにか人と比べているというか、『自信のある人はこうあるべきだ』

と神様みたいな偶像を勝手に作って、それと自分を比べて勝手に自己肯定感

を低くしてへこんでいる状態ってことのような気がします。

 

「隣の芝生は青く見える」とはよくいわれます。

自分と比べて本当に青いかもしれません。

でもそれは手間と時間を惜しみなく注いだ結果かもしれません。

それはそれで人の事認めて褒めればいいじゃないですか。

それに自分の芝生は青よりも黄色い方が似合っているかもしれません。

自分以外は他人ですから、違うのはアタリマエダのお煎餅・・・クラッカーでしたね。

 

世の中自信がない人は多いどころじゃありませんよね。

大半の人は自信がない。人から自信があるように見られなきゃいけない人も

時々いるでしょうけど、人がいない所ではやはり自信がない。

 

じゃあ自信なんかじゃまなだけで持たなくてもいいってことです。

自信のないのは当然なんですから。

シンプルに「自分が納得することを精いっぱい行う」「精いっぱい生きる」

で良いことないですか?

 

人に迷惑をかけてはいけませんが、「人目を気にせず人と比べず精いっぱい」

ですね。

 

それでちょっと話戻りますが、40歳の後輩に「にこー」と笑い返した後の

話です。

「自信がないって考える時間があるほど暇なんだな、もっと仕事あげる」

ということでいくつか仕事を分けてあげました。

その後、40歳の後輩君は一気に多忙になり必死の形相で仕事に従事、

周りからの信頼も厚くなり成績も向上し「自信が漂う人」になりました。

 

そう、自信って持つものじゃなくて纏い漂うものなんです。

本人はそれどころじゃなく、気づいてないようですが、そんなもんです。

 

私はその分、夜ぐっすり眠れるようになりました。

心なしか、夜中の頻尿で起きる回数が減った気がします。

 

めでたしめでたし。

 

★おまけ 「夫婦円満の秘訣」

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。